グラブルと蓮ノ空と劇スの供給が重なって体が爆散しそうです。晴れ牛乳です。

 今日はメインストーリーのネタバレが解禁されたということで、その感想を書いていこうと思います。これ本当に次の更新で終わるのでしょうかねってくらい新情報の濁流がとんでもなかったですね。

 前回の終わり際に投げられた星の再征服運動(レコンキスタ)の全貌が出てきましたね。ルリアが「蒼の意思」に干渉できるという理由で星の神アストロリアに篭絡されていくシーンは、アストロリアの無機質な優しさの演技に怖さと狡猾さを感じました。仲間を失ったのなら取り戻せばいい。世界の摂理がそれを許さないなら、その摂理を破ればいい。明らかな罠だとわかっていても仲間を失ったばかりのルリアに誘いに乗るなと思うのは、今までのストーリーを読んできた身としてはあまりにも酷な話に思えます。だから、何かを犠牲にして前に進むのではなく手に入れるために進むと決意して、最後の最後でアストロリアの誘惑を跳ねのけたのは、ルリア自身の意思表明として最高でしたね。
 そして体の制御を奪われたルリアを助けるために「教えの最奥」に至る。この概念本当に好きなんですよね。本来別々の存在同士が、文字通り一心同体に至るまでの心を通わせた関係性の終着点としてあまりにも美しいと思います。アストロリアとのイベント戦があったってことは次の高難度ボスも期待が高まりますね。

 主人公側も、ガラントの旅の話で単独でバハムートを退けてる描写があって流石に規格外すぎやしませんかと思いました。まあバハムートが喜ばしいと思ってるならいいですけど。
 ビィが還元器として生まれたばかりに結果的に主人公から色々なものを奪ってしまう原因になってしまったあたりの話は本当に読んでてつらかったです。そんな悲しいこと言ってくれるなよ相棒……。そして主人公の言葉で改めてビィが家族として相棒として共に進むと決意する。離れていてもやっぱ親子なんですよねこの二人は。ヴェルサシアに対して啖呵切ってるのもリインを切り離すための重要な役割があるのも含めてずっと不可欠な仲間の一人として描かれてて嬉しかったです。突然進化したのは流石に驚きましたけど、プレイアブル化する夢が生まれてますます未来が楽しみになりましたね。
 ヴェルサシア戦後のバハムートとの問答で、以前創世神が放った「こたえをもたぬ」という無責任極まりない台詞が、世界を背負う覚悟として対比的に引用されてるの、どこまでも流れが素晴らしかったです。

 総じて、ルリアとビィという旅を最初から共にしつつもどこか守られる側だった二人がしっかりと最前線に立って覚悟を行動に移している描写が丁寧に描かれていて最高でした。次はガラントがどうなったのかとか、星の神を倒した後のデミウルゴスとのやり取りについて最後のひと悶着がありそうで気になりますね。ロキの話もきっとここで色々と回収されることでしょう。
 12月に公開予定のPart.Ⅲでとうとうこの話も終着点に向かうことが明言されています。何なら第二章があるということまで。まだまだこれからのグランブルーファンタジーの物語が続いていくということに感謝しつつ、年末を楽しみに待とうと思います。
 
 それでは~